古民家再生協会オーナー会議が9月18日(金)開催されるのに伴い、前日の17日(木)那覇市で動的耐震特別セミナーが開催された。
那覇空港に着くや福岡とは違う光の強烈さに驚いた。
杉本講師によりあらためて動的耐震診断の理論的説明、伝統構法に適用する際の耐震性能評価指数の考え方の説明があった。
参加者からは、動的耐震診断が伝統構法の古民家の耐震診断の基本的方法としてより純化したかたちで整理されることの必要性が議論された。
そのあと、実際の測定機器をセットしてデータを採取する訓練を参加者全員で行った。
機器のセット、配線、プログラムソフトの条件設定、データ採取、記録、後片付けまで種々の確認事項がつづくので細心の注意が要求される。
そのあと同じ会場で沖縄第一支部の例会に参加した。
長堂支部長の挨拶に続いて、井上事務局長よりリフォーム事業の進め方、リフォーム保険加入についての説明があり、リフォーム保険については住宅保証機構福岡の担当者から保険申し込みの手引き資料に基づく細かな説明を受けた。
瑕疵担保保険への加入は依頼者との信頼関係を担保するためにぜひとも必要なことである。