既存住宅現況検査技術者講習に参加

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今回、8月24日(月)一般社団法人住宅瑕疵担保保険責任保険協会主催の「既存住宅現況検査技術者講習」受講と25日(火)一般社団法人全国古民家再生協会の「古民家活用による地方再生」をテーマとした国会議員、官僚との懇談会出席のため上京した。

24日の既存住宅現況検査技術者講習は国土交通省の「リフォーム事業者団体登録」とかかわる重要な講習である。

この講習受講及び講習後の試験に合格した者は既存住宅現況検査技術者として登録されると同時に、全国古民家再生協会が古民家をリフォームする際の古民家インスペクション検査ができることになり、動的耐震診断と床下インスペクション調査実施を条件として瑕疵保険の対象となり古民家リフォーム再生の道が開かれることになる。

古民家再生をテーマににして日本の住文化の継承を目的にしてきた古民家再生協会の活動が社会的に認知されることになる。

講習は9:30から14:20まで行われ、14:30から40分の修了試験が実施された。

講習は既存住宅の現況調査が中古市場における消費者の安心を支え、信頼の確保につながる目的が解説され、午後には具体的な検査方法について、木造戸建て住宅、鉄筋コンクリート共同住宅それぞれについて調査の10項目にわたる部位別の詳細ー検査項目、判断基準、検査機器、検査箇所、検査ポイント、注意事項等の解説があった。

修了考査後さらに古民家インスペクション講習が古民家再生協会により2時間にわたって実施された。