7月22日(水)に福岡県うきは市で進行中の再築現場の見学会が開催された。
井上理事長が取り組んでいる物件でもう7か月が経過しているのではないか。
建築主は福島県から移住された方と聞く。
8割方できているのではないか、漆喰仕上げ、床張り、建具がはいると竣工を迎える。
7寸角の大黒柱がいくつか、柱は5寸角、4寸角で構成され、差し鴨井、梁床天井、小屋組みは丸太梁、太鼓梁が縦横に組まれている。
内部にはこの日のために足場が組まれ、小屋組みが間近で見れるようになっており、方々にこれまでの経過の説明がパネル展示されている。これは古民家再築美術館になっているのではないか。そんな充実した企画だった。
最後に屋根に上って見た。
雁行する瓦のリズム感が気持ち良い。