新上五島町施設の伝統耐震診断で初めて上五島島へ

佐世保港を朝7:30に高速船で出発した。11月21日(火)

 

上五島有川港に9:30過ぎに到着

乗船した高速船

港でレンタカーを借りて目的地頭ケ島(かしらがしま)を目指す。

目的地のすぐそばの海岸にはキリシタン墓地があった。

頂部にクルスがかかげられている。

目的地のすぐ横に石造りの教会が見えてきた。

頭ケ島教会らしい。

目的の施設は工事中で、文化的景観インフォメーションセンターとして

新上五島町の施設として活用されるらしい。

元は古民家で屋根は雨漏りはしていて一部朽ち落ちていたらしい。

それを改修活用しようとしている!

今回、途中の段階だが、現代の耐震性の状態を知りたいとのことで

耐震診断の依頼が古民家再生協会長崎支部の福田支部長の方にあり、

私が同行して調査することになった。

 

外壁廻りの基礎は布石である。内部は石場建て

建物中心2階に地震計をセット。

地盤の振動を測定するために外部の敷地内コンクリート上に

地盤用地震計をセット。

測定を開始した。

軸組の補修は大体終わっているが、土壁工事の最中で

壁は下地の状態なのでどのような耐震性能結果になるかは

慎重な判断が求められている。

 

時間があれば、ゆっくり教会を見学したかったが、

帰りのフェリーが15:00の予定で終了後バタバタとして

帰途についた。フェリーだと佐世保まで2時間30分の

旅程であった。