福岡県八女市黒木町のいわゆる伝建地区で保存地区にのっとった修理工事を
9月から行っています。
屋根瓦を撤去、養生。
戦後すぐの昭和25年竣工の築65年の古民家になりますが、今回布基礎部分のコンクリートの劣化が著しく躯体を嵩上げしてベタ基礎にすることが大きな目的でした。
それに伴い、屋根瓦の葺き替え、外壁アルミサッシュの木製建具への復元、外壁下見板張り、漆喰補修等の外部修理がメインになります。
内部では浴室の改修がふくまれています。
床の解体工事が進むにつれ白蟻被害が予想以上に進んでおり大変な思いをしました。
11月に入って基礎工事が順調にすすんでいます。
11月5日の様子
外周まわりの布基礎底盤の配筋の様子
床下換気口がセットされています。
11月12日布基礎の立ち上がりコンクリート打設直後です。
白蟻被害のあった土台の交換、柱の根継ぎが行われています。
この後、布基礎に囲まれた部分のベタ基礎の配筋、コンクリート打設と続きます。
工期を延長して来年2月まで続きます。