4月2日(木)に福岡商工会議所で{学びの場創り」・「社会環境創り」事業部会主催の講演会が開催された。
講演(1)は「宗像市民学習ネットワークについて」高嶋講師
講演(2)は「日本の子育て文化を次世代へ」平田講師
高嶋講師は宗像市で30年前から市民の生涯学習システムとして「むなかた市民ネットワーク」の活動を紹介された。
趣味おけいこごと、家庭生活日常生活、スポーツレクレーション、教養、伝承文化など他分野にわたっており。学習内容は120、学級数は260にものぼるそうだ。有志指導者が161人登録されているというから驚きだ。他薦による講師は交通費のみでボランティア運営でなりたっているらしい。
課題もあって30年も経過すると講師の高齢化が進んで若年指導者の発掘が課題となっているそうだ。
平田講師は助産師で17年間の病院勤務を経て、平田母乳育児コンサルタントを開業されてきた方だが
赤ちゃんは母乳、母親のおっぱいで育てないと駄目だとの信念で活動されてきた熱血の先生で、日本の戦後のGHQ政策による粉ミルク子育ての誤りを力説し、無農薬で野菜中心の和食メニューの大切さを訴えた。
母親のおっぱいを吸う力は哺乳瓶を吸う力の60倍のエネルギーが要るという説明には驚いた。
このあたり、古民家の住まいに住むことと通じるような日本人の知恵を感じられる気がした。
終わってから近くの中華料理の店で懇親会だったが50人ちかくの大盛会になった。