伝統耐震のQ&A

伝統耐震診断とは普通の耐震診断とはどう違うのですか?

P1110531 copy伝統耐震診断は簡単に説明すると、地盤と建物の微振動を捉える為に地震計のような測定器を設置して建物の揺れを現地で測定し、建物が大きな地震が起こった際にどのように変形していくかを解析します。
通常の耐震診断は図面上で壁の強さを配置を計算するだけなので本当に地震に強いかどうかは施工技術やそもそも図面が正確なのか不明点が多いため実証が難しいのに対して測定数値で強さが見えるため安心感が違います。
また、例えば耐震改修工事後にも再度実測する事で本当に強くなったかが判ります。

 

 

耐震診断で補強方法も判るのですか?

P1110541 copy伝統耐震診断をおこなうと報告書でどこが地震に対して弱い場所かが特定できます。
それにより効率的な補強工事が実施可能です。また耐震改修に関しては古民家に精通した建築士で伝統再築士という資格を持ったものが耐震改修をおこなう事ができます。

 

 

耐震診断を受ける費用はいくらですか?

伝統耐震診断は、「古民家再生総合調査報告書」に含まれ、費用は30万円(消費税別)です。
こちらの報告書は、伝統耐震診断の他、古民家のコンディションが明確になる古民家鑑定と、床下の状況をロボットを活用し調査する古民家床下インスペクションの3つの内容が含まれております。
※地域によって別途交通費が発生する場合がございます。
 

 

古民家再生総合調査を依頼するには?

一般社団法人全国古民家再生協会各支部へお問い合わせください。
伝統耐震診断についてのご不明点やお問い合わせなどは全国伝統耐震診断連合会へ直接お問い合わせください。