動的耐震診断実技講習in八女市上陽

久留米市での座学の翌日9月6日(日)八女市上陽で実技講習が開催された。

午前中は参加自由の簡易実技講習で杉本講師が、午後は診断士候補限定の毎熊先生直々の実技講習である。

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耐震計とアンプ、専用パソコン、配線類と精密機器なので厳重に梱包されている。

機器の移動にも細心の注意が必要だ。

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梱包を解いてセットしていく。

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まず地面に地震計1.           2階に地震計2.

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アンプに所定の位置に接続。

パソコンとつなぐ。

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すると、地面と建物の振動数と振動の大きさが表示されるスぺクトルグラフが表れる。

3回計測して平均し、このデータから耐震性能が判断されることになる。

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結果は報告書としてまとめられ、依頼者へ提出される。

杉本講師により実技の大きな流れの解説があった。

 

午後からは座学受講済の受講生を対象に毎熊先生による実技指導があった。

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今回は道路に接近していることにより車が通ることによる振動をひろったり、南と西に近くに川があり、その水流の影響があるかもしれないとの解説である。

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次に受講生がひとりひとり実地にセットを確認し、プログラムを操作してデータの収集、記録を行う作業を訓練して実技講習を修了した。

現在、毎月1回は全国各地でこの動的耐震診断講習が開催されている。

伝統構法耐震評価機構のHPの最新ニュース欄を開くと確認できる。